令和3年1月〜3月の基本情報技術者試験を受験しました。
結果はこの通り
午前75点。午後74点。合格基準の6割を無事取れました。
勉強期間はざっくり1ヶ月。合計で60時間くらいでした。
合格できて嬉しいので受験した感想とかどんな学習をしたかなど振り返っていきます。
アルゴリズムやプログラムが苦手だったから一発合格できて本当よかった〜
【注意!】試験の申し込みは早めにしないと埋まってしまう
CBT方式に変わったことで基本情報技術者試験は期間中いつでも試験が受けられるようになりました。CBT方式では事前に予約サイトから試験会場・日時を選択します。
日にちが選べることから
- 試験の対策が終わってから受験日を決めよう
- 休みの日が確定してから予約を取ろう
と考える人もいるかもしれません。こう考えている人は危ないです。
基本情報技術者試験は超人気資格のため、予約の枠がすぐに埋まってしまうからです。
実際に僕も当初希望した日時で予約は取れませんでした。令和3年1月〜3月の試験を受験した僕は初め3月下旬の土日で受験するつもりでした。
しかし2ヶ月前の1月27日時点ですでにその日は予約がいっぱい。結局空いていたのが2月27日(土)だけでした。
2ヶ月予定の勉強期間が1ヶ月に短くなり、完全に予定が狂いました。
なんとか合格できたからよかったですけど、これで落ちてたら早めに予約しなかったことを後悔したと思います。
ですので皆さんにおかれましては、予約しても日程変更は可能なので、だいたいの目星がついているならとりあえず予約しておくことをオススメします。
逆にいうと予約が取れなくても、後日キャンセルが出て予約枠が空く可能性もあります。どうしても受験したい場合は間隔をあけて予約枠が空いてないかチェックしてみると良いかもしれません。
基本情報技術者試験を受験した感想
本番当日。
CBT方式の試験を受けたことがなかったのでちょっと緊張しました。
CBT方式では午前試験、午後試験をそれぞれ別日で受験可能ですが、僕は同じ日に受験しました。
CBT方式では午前試験と午後試験を別日で受けて良いほか
- 先に午後試験から受ける
- 「午前試験を午後」に「午後試験を午前」に受ける
というのも可能です。
試験会場は普段パソコン教室として利用されているだろう雑居ビルの一室でした。受験票と本人確認書類を出して受付してパソコンの前に着席。メモ用のペンと白紙が渡されて試験開始しました。
CBTで受験した感想を言うと午前は最高、午後は最悪って感じでした。
CBT形式の試験の雰囲気がわからない人は以下のページを確認しておくと良いですよ。
午前試験は過去問をたくさんとけば合格できる
午前試験のCBT方式はかなり解きやすかったです。
パソコン画面の左側が問題文、右側が四択の選択肢という画面構成。午前試験は問題文が短いので全部が1画面に収まっていて問題が解きやすかったです。
マークシートで起こりがちな回答がスレちゃうなんて悲劇も起きないのでとても快適でした。
試験の難易度としてはあまり高くないと感じました。結構過去問で見た問題も出てきたからです。情報処理の試験は過去問からの流用が比較的多い試験と言われていますが、その通りだと思いました。午前試験はただただたくさん過去問を解けば受かるだろうと思います。
午後試験をCBT方式で解くのはめっちゃダルイ
反対に午後試験はちょう解きにくかったです。なぜなら午前試験とは違って問題文と選択肢と図が一画面が収まらないから。
午後問題って長文だし、選択肢も多い。だから選択肢を問題文や図(表)と照らし合わして解きたいのにそれが難しい。
もうめっちゃマウスで上に下にスクロールしまくってました。
問題文→選択肢→図→もう一回問題文一もう一回選択肢
みたいな感じ。
途中からは選択肢をメモ用紙に移して問題を解いてましたが、ただでさえ時間との勝負になる午後問題で余分に時間が取れてしまうのはけっこうイタイ。
午後は紙の試験の方がやりやすいんじゃないかな〜と思いました。
ちなみにCBT化で難易度に変化があったかについては今回が特別簡単だったとは感じませんでした。
勉強に使った参考書とか
試験までの1ヶ月間でやった勉強方法書いときます。
以下の4つで勉強しました。
- 参考書1冊(キタミ式)
- 過去問道場
- 動画(youtube.schoo)
参考書は1冊で十分
いろいろ参考書買っても多分読まないので1冊ちゃんと読み込む方がよいです。
他の参考書と比較してないから知らないですけど、キタミ式はイラスト豊富でわかりやすかったです。
ネットで過去問が公開されているので基本的には過去問の本を買う必要はないと思います。
午後のアルゴリズムとかプログラムが心配って人はそれ用の参考書を買うのもアリだと思います。
過去問道場をめっちゃやる
「基本情報技術者試験.com」という過去問サイトをやりまくりました。
午前も午後も何年分もの過去問が解けて、解説もしっかりしてる良サイトです。
勉強時間の8割は多分この過去問道場。 僕は午前問題10年分。午後問題5年分くらいやりました。
午後問題は過去問が出るわけじゃないから、過去問にそんなに時間をかける必要がないみたいな意見もみますが、 割と似たような問題はでます。
なので「午前も午後も過去問解く」 + 「わからなかったは解説読んで理解する」が一番効率的な勉強法かなと思います。
本番はCBT方式でパソコン上で問題を解きます。 本番環境に近い状態で問題が解ける過去問道場はやっておいて損はないです。
動画で学習
YouTubeなど公開授業がアップされている動画サイトがたくさんあります。「参考書読むだけじゃよくわからん」とか「テキスト読むのダルイ」ってときに見てました。
動画は食事中や洗い物中などの両手ふさがってるときにも勉強できてよいです。
それと「schoo」という学習サイトで公開されてる基本情報技術者試験の動画も視聴しました。schooは有料なので、すでに登録してる人は見てみるとよいと思います。
基本情報技術者試験は独学でも十分合格できる資格
誰が言い出したのかは知らないですけど、ネット上では基本情報技術者試験は偏差値49の資格らしいです。
僕としては普通に難しかったので割と勉強したんですけど、世間的な難易度高くないみたいです。
アルゴリズムやプログラムの問題は無理な人には無理だと思うし、もうちょっと評価されてもいい気がするんだけどなぁ。
勉強時間が確保できる人なら十分に独学で合格できる資格。逆にいえば時間がない人や効率的に勉強したい方はオンライン講座などを利用しても良いかもしれません。
今後受ける人は頑張ってください。
いやー受かってよかった。